私のペットロス体験

新しい犬を迎えた経緯②

投稿日:

2度目の見学に行った後、私は異常に落ち込みました。
「どこかで空が生まれ変わっているかもしれない」と真剣に考えていましたので、空に似ても似つかない元気な子犬を見て、「ああ、やっぱり生まれ変わりなんてないんだ」と現実を突きつけられたような気がしたのです。

あの子犬は空じゃない。どうしよう。
今考えると本当に変な考えですが、当時は真面目に悩んでしました。

そんな折、見学に行ったブリーダーから「この前会った子犬、どうですか?貰い手がつきそうなんですが・・・」とのメールが来ました。
すごく迷いました。
でも、やっぱり、自分以外に生き物がいない、このひんやりした家にこれ以上独りで居続けるのは耐えられませんでした。
それと、どうしても罪滅ぼしをしたかった。空ではないけれど、空にはもう二度と会えないだろうけど、でも、空とそっくりの外見をしたあの子犬に、空にはしてやれなかったことをしてあげたい、いやしなければならない、と強く思いました。

もう一度、飼ってみよう。

さっそくその週の土曜日に迎えに行ったのですが、子犬は相変わらず元気でした。
常に動いているせいか、子犬はとても小柄でした。生まれてから3ヶ月経つのにも関わらず、体重は2㎏もありません。
空の小さい頃はもう少し大きかったのに。
ブリーダーに「ずいぶん小さいんですね」と言うと、「近頃は小さいサイズが主流なんですよ。この子も、大きくなっても5㎏くらいだと思いますよ」
空は確か6㎏弱だったな。空よりも小さいのか。

ブリーダーに持ち運び用の段ボールにいれてもらい、子犬を家に連れ帰りました。
電車の中で暴れないかと心配していたのですが、意外なほど静かでした。
家に着くと、子犬はとても戸惑っていました。初めて見る場所ですから、無理もありません。
犬舎で育てられていたせいか、テレビの音が珍しかったようで、テレビをずっと見つめていました。
妙に大人しくなったその様子を見て、初めてこの子犬を「かわいいな」と思いました。

よし、明日から頑張ろう。
今度こそ、今度こそちゃんと育てるんだ。

続きは次回。

ではまた。

-私のペットロス体験

Copyright© P.F.TRAINING 別館 , 2019 All Rights Reserved.